製造工程

1. 乾燥

原木から挽いた杉材を天日干しして乾燥させます。

 

濡れた材料だと、一週間ほど様子を見ながら

乾燥させます。

 

乾燥させ過ぎると、材木のひび割れが起きてしまいます。

2.加工

自動かんなで乾燥させた材木を削ります。


かんながけをし、部品を作る工程です。


この後、丸鋸や角ノミやボール盤を使用し

細かく裁断したり削ったり穴を空けたりします。

3.成型

糸のこで細かい形の部品を作ります。


写真は焼杉水車の羽の部分を切っている所です。

4.焼き

ガスバーナーを使用し、部品の表面を焼いていきます。


火力が強すぎてもダメ、弱すぎてもダメ。


均一に焼き目を入れていきます。

5.みがき

焼いた部品の表面に付いた煤を

たわしで丁寧にみがきます。

左側が焼きっぱなしの部品。


右側がたわしでみがいた部品です。

6.仕上げ

       作り上げた部品を組み立てます。

        微調整は手のこにて行います。

長年の経験と勘が作品に魂を込めます。


ものをつくる作業というのは奥深くも楽しい所作です。


仕上げの部分が一番緊張しますし、


一番大切なところでもあります。

いばキラTVにて